今でもあなたは
結論から言うと、私は6人の関ジャニ∞から逃げた。彼がいない関ジャニ∞が許せないわけでも、嫌いになったわけでもない。
最初のブログを書いてから3ヵ月経ったが、未だに現実を受け入れられていない。
「パパドル!」の時点で既にダメだった私だ。開き直るつもりはないが、フィクションで受け入れられなかったものをノンフィクションで受け入れろというのも無茶な話だろう。
前の記事の最初に言ったように、私は8人時代のエイトを生で観ていない。
エイトの前にファンを名乗っていたグループも、今現在までメンバーが脱退していない。
だから、ジャニーズのグループからメンバーが脱退するのをファン目線で観たことがなかった。自らの身に降りかかるなんて考えもしなかった。
去年の自分に「推しが抜ける」と言ったらどうなるのだろうか。
きっと、「週刊誌に踊らされている」と鼻で笑うだろう。
確かに踊らされたのかもしれない。彼が笑って否定した嘘を、信じそうになった自分もいたのかもしれない。
いっそ、その嘘が本当だったら良かった。
7月8日の深夜に響き渡ったあの言葉が、世界一簡単で、残酷で、愛おしい証明だ。
彼はもういない。その事実を受け入れるまで、私は6人から離れる。自分が強くなって、生きるために。
来年の今ごろ、世界のどこかで彼の歌が聴こえたら、こうしてブログを書いている意味もあるのだろうと思う。
生きるしかないのだ。きっと。
タイトル元ネタ:Lemon/米津玄師